クリエイティブの目的は「読まれる」先にある「アクション」
「届けたい情報が多すぎる」「デジタル媒体だけでは成果が見えにくい」「他社との差別化が難しい」――情報過多である現代、このような課題に直面されている方も少なくないのではないでしょうか。
私たちが雑誌や販促物を編集デザインする際、最も大切にしているのは「目的に合わせて、読者あるいは対象顧客がアクションしてくれること」です。
もちろん、美しくデザインされ、内容が充実したメディアを制作することは大前提です。しかし、私たちはその一歩先を見据えています。作ったものが単に読まれたり、見られたりするだけでなく、「資料請求する」「商品を購入する」「店舗に足を運ぶ」「イベントに申し込む」など、ビジネスの成果に繋がる具体的な行動(アクション)を引き出すこと。これこそが、最も重要だと考えています。
どんなに素晴らしい情報でも、それが受け手の行動に繋がらなければ、その情報は無かったことと同じです。情報があふれる時代だからこそ、「読む」という受動的な行為を、価値のある「動く」という能動的な行為へ転換させる仕掛けが必要だと考えています。
そのためには、ビジネスゴール、ターゲットとなる読者・顧客のインサイト(深層心理)、そして最適なコミュニケーション設計を掘り下げ、「どうすれば読者・顧客が目的とするアクションを起こしてくれるか?」という視点から、単に情報を伝えるだけではなく、読者の感情に訴え、興味をかき立て、行動への後押しをするストーリーや構成、表現方法、デザインすることが大切です。
IT時代だからこそ活きる、紙メディアの「リアリティ」と「エンゲージメント」
「IT時代に、まだ紙メディア? デジタルの方が効率的では?」
そう思われる方もいらっしゃると思います。確かにデジタルメディアのスピード感や拡散力は素晴らしいと思います。しかし、我々は、このIT時代だからこそ、紙メディアが持つ独自の力がアクション喚起において非常に有効であると確信しています。
主な理由は下記の通りです。
- 情報の信頼性と特別感: 手に取れる実体のある情報は、受け手に「自分向けの情報だ」という特別感を与えやすい傾向があると考えています。情報が刹那的に流れるデジタル空間とは異なり、紙メディアは時間をかけて向き合ってもらえる「場」を提供できます。
- 高い没入感と記憶への定着: スマートフォンのように他の通知に邪魔されることなく、一つのコンテンツに集中できるのが紙メディアの強みです。五感に訴えかける質感や手触りは、より深い没入感を生み出し、情報の記憶への定着を促します。
- 特定のターゲット層への確実なリーチ: デジタルデバイスを日常的に使わない層や店舗、イベント会場など、特定の場所にいる層へのアプローチには紙メディアが非常に有効です。届けたい人に、確実に情報を「手渡し」することができます。
- デジタルとの相乗効果: QRコード、AR、限定URLなどを活用することで、紙メディアからスムーズにウェブサイトや動画などのデジタルコンテンツへ誘導することもできます。情報提供の入り口として、まずは紙メディアで興味を引きつけ、デジタルで詳細な情報や体験を提供する、という連携はアクションへの強力な導線となります。
紙メディアは、者の手元に残り、繰り返し目に触れる機会を生み出す「資産」となり得ると考えています。その存在感と情報接触時間の長さは、読者との深いエンゲージメントを育み、アクションへの強力な後押しとなります。
「アクション」をデザインする、私たちの紙メディア制作
私たちは、このIT時代の紙メディアの可能性を最大限に引き出し、「読者がアクションしたくなる」メディアをデザインします。
単なる「きれいな印刷物」を作るのではなく、
- ビジネスの目標達成のために、どんな読者に、どんなアクションを起こしてほしいのか?
- そのために、どんな情報が必要で、どのように構成・表現すれば最も効果的なのか?
- 紙メディアならではの特性を活かして、読者の感情にどう働きかけるか?
など、課題の棚卸しからスタートし、企画・編集・デザイン・ライティング・進行管理まで、一貫してサポートしています。紙メディアを起点とし、デジタルを活用したクロスメディア戦略のご提案も可能です。
貴社の「読まれる」を、成果に繋がる「動く」に変えるために、読者の心を動かす、IT時代においても色褪せないメディアをデザインしたいとお考えなら、ぜひ一度私たちにご相談ください。
貴社からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
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