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編集者の必要性について

2022年9月16日

とても久しぶりの更新になりました。

最近やっと暑さが和らいできた感じで、ちょっと過ごしやすくなってきましたね。もう暑いのは嫌だな…。

さて、ちょっと仕事の話。

パンフレットでも、雑誌記事でも、WEBコンテンツでも、編集者がいないよりいたほうが成果につながる、という話なのですが、その前にそもそも編集者ってなんだろう? わかりますか?

ひとことでいえば、雑誌、書籍、カタログ、パンフレットなど、印刷物を何もないゼロの状態から創り上げる仕事です。これではかなり言葉足らずなので、もう少し具体的に説明します。

ちなみに、雑誌や書籍、SPツールなど、作るメディアによっても内容は多少変わりますが、基本はほぼ一緒。ただ、動画は内容が異なりますので、ここでは雑誌や書籍、SPツールなどの印刷物について簡単にお話しします。

雑誌やパンフレットなどの印刷物を作る際は

「雑誌を買ってほしい」
「ここに出かけて欲しい」
「この商品を購入して欲しい」
「こんなお店(サービス)があるとこと知って欲しい」

など、想定しているターゲットに届けたい目的があるはずです。

編集者は、この目的を達成するために、カスタマーに有益な情報になるよう誌面や販促物の構成を考え、必要であればライターやカメラマン、デザイナー、イラストレーターなどのブレーンを手配。ディレクションを行いながら制作物が完成するまで、一連の工程の指揮を取りながら進行していきます。

もう少し具体的に説明していくと、まず印刷物を作っている最中に目的がブレないよう企画を立案、どの様な誌(紙)面にすると目的が達成できるのかを考えながら誌(紙)面の構成を考えます。

構成する際は、目的を達成するための情報をターゲットに理解してもらわないといけないので、そのために「何をどう伝えればいいのか?」を考えます。

例えば、

・情報はどのような内容をどれくらいの文字量で伝えればいいのか?
・写真はどのような写真が何枚くらいあるといいのか?
・誌(紙)面 に配置する場所や大きさはどれくらいがいいか?
・イラストやグラフはあったほうがいいのか?
・タイトルはどうするか?

など、いろいろなことを決めていきます。

雑誌やパンフレットなど創るものにもよりますが、大まかに

  • 企画立案
  • 紙面(誌面)構成
  • ラフの作成 ※1
  • ライターやカメラマン、デザイナーの手配
  • 取材・撮影(取材先への交渉含む)
  • レイアウト作成
  • デザインやテキストの発注
  • デザイン・原稿確認
  • 納品

という流れで仕事を進めていきます。

※ラフ…誌(紙)面の設計図のようなもので最終的にこんな感じに出来上がる、というイメージ図です

ちょっとざっくりではありますが、これが編集者の仕事です。

「編集者って必要?」と聞かれれば、販促物を作る時、雑誌を作る時、Webコンテンツを作る時、いずれにおいても

「絶対に必要!」

と答えます(編集者なので当たり前ですけれども)。

情報は伝わらなければ意味がありません。

だからこそ、目的に沿ってターゲットに伝えたいことが伝わるよう、情報を取捨選択しながら成果に結びつくよう誌(紙)面を最適に考え、構成できる編集者が必要といえるのです。

完成した制作物はその後結果を振り返り、検証し検証し改善してくことで、より成果の上がる効果的な制作物へと進化していくのです。

成果の上がる制作物を作りたいと思われたら、ぜひ編集者を巻き込んで制作されてみてはいかがでしょうか。

それにしても、ちょっと長過ぎましたね…(高橋)


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